アラサー女の迷いながら生きています。

30歳です。都内で働いています。女です。現在は泊まり勤務がある仕事をしています。連続稼働時間24時間越えはざら…いつまでこんな仕事続けるのか、悩みに悩んでいます。現在妊活中。多嚢胞性卵巣症候群と診断され、あれよあれよといつの間にか不妊治療の仲間入りです。

気づいたら、不妊治療。

もう、ちょっと心の中に留めて置くだけではいられなくて、書きます。

私の妊活の話。

 

今の会社に入社して8年、齢30に突入した私。

会社の研修はいつの間にやら若手研修から、中堅社員研修へと名前を変え、あれ、私ってもう中堅社員なんだ、なんてびっくりしたりして。

 

入社して数年はオフィス系の部署におり、そこで出会った旦那と結婚。

その後、お互いに超多忙な部署へ異動になり、私は避妊を宣言。

一人前になるまでは子供は作らない、と、少し年上の旦那に言い放った。

そうこうしているうちに4年が経ち…あっという間に30になったというわけです。

結婚してからはゆうに6年。

 

仕事も少し落ち着きを見せ、よーしそろそろ妊活でも、と重い腰を上げたのが、ここ1、2年の話。自己流のタイミング法を試みるも、一向にできない、おかしいね、と思い、さらに重い腰を上げて産婦人科に行ったのが、今年の3月。

 

その結果、分かったことは、自分が多嚢胞性卵巣症候群だということ。

吉田明世アナウンサーとか、矢沢心さんとかが公表していた、あれね。

漢字が並んでいて、だいぶ難しい病気なのかと思ってしまうけれど、厳密にいうと病気ではないらしい。体質?の問題。卵が多すぎて、きちんと育たず、排卵もしにくいという体質。

 

排卵しない、ということは、当然妊娠もしないわけで。

自己流のタイミング法では一向に妊娠しないはずだとようやくわかったわけです。

 

そうして、病院にかかりながら、タイミングを見てもらい頑張ること、5か月。

気づいたら、今周期で、人工授精に手を出していた…!

 

あまり、自分が不妊治療をしているというつもりはなかったのだけれど、人工授精に手を出したということは立派な不妊治療だよね…?

今周期は、人工授精に加え、その前後もタイミングを取り、連続3日間頑張ったけれど…どうだろう?実を結ぶだろうか。

 

人工授精って、それなりにお高くて、超音波検査なども保険適用外になってしまうから、合計で3万円以上かかる。3~5回は試してみる価値があるみたいだけれど、3回試したら9万円、5回試したら15万円だよ…。

 

それなりにお給料はもらっているから、なんとなくさらっと払っているけれど、いやこれ、結構な額ですよ!?今周期、リセットしたら、猛烈に落ち込みそうだ。どぶに捨てた3万円…って。

 

そんな私の今のもっぱらの悩みは、今の仕事いつまで続けるの…問題。

幸いにも、比較的大きなわが社は、今の現場仕事でなくても、バックオフィスの仕事もたくさんある。その方が規則正しい生活であることは、疑いようもない事実。

現に、気づけば、私の周りの妊娠適齢期の既婚の先輩たちは、泊まり勤務のある今の部署から、一人、また一人と離脱。気づけば、上にいる女子社員の先輩たちは、独身の人ばかり…。

 

夜勤、しかも、24時間以上仮眠もとれず、常にストレスフルに晒されるこの仕事、妊活にとっていいはずがないとも思う。それなのに、変えてもらおうという腹をくくれないのは、なぜか。変えてもらって、子供ができる保証はどこにもないから。その一点につきるかな…。

 

でも、今回いつの間にか自然に人工授精にステップアップしていた現実を受けて、ふと冷静に考えてしまったことも事実。いつまで、私、この働き方続けるんだろうって。

3万円をぽろっと支払って、またリセットして。って、無理だよね。

 

週に2回泊りがあって、それぞれ実質30時間くらいの連続勤務。

言葉にすると、どう考えても妊活によくない。

 

今、言葉にしていて、思うことは、3回目の人工授精が失敗したなら、仕事を変えてもらおうという決意。その時点で、10万円は軽く越しているから。ちょっと私の中で、心がその方向に整いつつあるよ。

 

こうして、ここに書かないとやっていけないのは、旦那以外、だれにも相談できる人がいないから。中学から仲のいい親友女子6人グループは、ようやく一人が最近妊娠が判明。そんな中で私が不妊治療していて、なんて言ったら、彼女がきっと気を使わなくてもいいのに気を遣う。母親や家族には、本気で心配されそうで言いたくない。職場の先輩には、相談できる人がいない。困ったもんだよ、本当に。